TheStmonica

滝上に行ってきました。りんねしゃの赤丸薄荷

2019/07/19

滝上の赤丸薄荷を見に、参りました。

古代種類で、日本の原種です。 7月のフレグランスジャーナル社が、薄荷の特集をしています。 特集の記事の中に、北海道のライターさんで、同じ特集号の ハマナスの記事も書いている、伊藤さんが、薄荷の取材で、北見と滝上の歴史から見たハッカのことを調べられ寄稿しています。 現在日本のほとんどを流通する薄荷は西洋ハッカで、Lメントールが多く、薄荷脳といわれる、常温で結晶体になる成分を、採取するため、または日本薬局方に掲載されている、薬品としても流用する、薄荷油などの原料としても、栽培されている種類などがございます。赤丸は 香を表現するならば、やさしく、やわらかく、スット筋がとおるような香りで、 重くなく、軽くなく、私たち日本にあっていると思います。 しかしながら現在栽培をするのは、滝上町の りんねしゃさんの畑だけです。

自然栽培を心掛け、農薬は使わず、他の草と混栽をしています。

収率(生育した薄荷からとれる油の採油比率)は非常に少ないため、ハッカ油として販売するには非常に効率は悪いと思いますがしかしながら、効率が悪い= 意味がない ということではなく、

古き時代に育っていた薄荷の成分は 蝦夷のちに育つ意味、人体の調整や、生きることに身近にあり、整腸作用、精神の安定作用、呼気や、風邪、気付けなどのいろいろな作用を、上手にもたらします。鋭い成分が多いわけではなく、鼻のおくにつきささることはなく、非常にやさしい香です。

 

りんねしゃさんが、どんな思いで、赤丸を育てているのか、もっと訪ねてみたい気持ちになりましたが、またそれは将来の楽しみに追っておきつつ、一つことを続けることの大切さと、大変さは、痛いほど伝わってきました。どんなことも同じですね。

 

これからも、若い人、お年寄り、将来を見据え、循環していけるように自分たちの時代だけのためではない、植物への目線をもたらすそんなあったかい心意気に、とても深い思いを感じました。

 

今は夏。ここから秋の前に収穫と、蒸留が始まります。

また、冬は、物凄い雪の積雪があり、家々は閉ざされ、人の行き来も減ります。そんな場所 滝上

美しい日で、人が生きることを、ほんの少し垣間見させてもらいました。 ありがとうございます。

 

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