竹は、発芽してから3年で成木になります。 成長期には一晩で1メートル以上も成長する、非常に生命力にあふれた植物です。毎年種を植える必要がなく、農薬を散布する必要もありません。上手に管理し、成木のみを伐採していくことで、資源を減らすことなく活用できる究極のエコロジー素材です。

昔から竹や笹は、その優れた抗菌力が重用され、おにぎりを包むなど、食べ物の保存に使用されてきました。竹布の原料である天然抗菌竹繊維TAKEFUは、独自の製法によりこの優れた竹の天然の抗菌力をそのまま生かした繊維として誕生。財団法人日本食品分析センターの抗菌テストデータでは、MRSA(院内感染菌)の増殖を抑制することが実証されました。

天然抗菌竹繊維TAKEFUは、独自の繊維構造により、優れた吸水性と放湿性をもっています。この特性は、タオルや衣料品などの素材としては最適です。水分を含んでも乾きやすいため、湿度の高い環境に放置しても臭わずカビることなく、いつまでも清涼感を持続します。 天然抗菌竹繊維は、まさに21世紀型の新繊維として大きな可能性を秘めています。

身体が帯電すると身体に悪影響を及ぼすと言われています。竹布は、静電気をほとんど(綿の約12分の1)発生しないという特性を持っています。そのため、肌への負担が少なく、お子様やお肌の敏感な方、さらに、高齢者の医療や介護にもおすすめできます。

天然抗菌竹繊維TAKEFUは、エコ・テックス協会(事務局:スイス チューリヒ)よりエコテックス規格100製品分類I(乳幼児用)の認証を受けました。この厳しい検査基準をクリアーすることにより、竹布製品には人の健康に害を与える有害物質が含まれていないことが証明されました。

安心してご利用いただけるように、原料の糸から最終製品まで徹底した管理をしています。もちろん生地の加工段階でもアレルゲンとなる薬品は一切使用していません。また、竹の栽培には、農薬および人工肥料を一切使用せず、3年の成木のみを原料とする計画生産を行っています。