ハマナス

ハマナスは、日本の花として、北海道は蝦夷の浜辺に咲く花。 北海道のハマナスは　(北海道の指定花)　北の大地の砂浜で、夏はふりそそぐ太陽に輝き、海風にふかれ、凛と佇み、みじかき夏に濃厚な紅赤の花とつやつやとした緑葉が織りなす。冬は雪と寒さに強靭にたえ、美しくもあり、生きる力が潜在的に強い植物である。 ハマナスは北海道の海岸線やオホーツク、石狩、北部など　厳しい自然自生しているものも見られます。しかしながら、他の植物と同じように開発や観光地化が進む中、保護が必要といわれています。

ハマナスの歴史とその成分

ハマナス(浜茄子、浜梨　学名:Rosa rugosa)は、バラ科の落葉低木。夏に赤い花(まれに白花)を咲かせ、アイヌ民族は、花や実をお茶として、食に取り入れ健康維持に役立てていた記録が、「胡地養生考」という書物に残されている。(現在秋田県立図書館蔵書 水腫と当時は理解されていたが、ビタミンCの不足により起こる壊血病と思われる。)

花について

ハマナスの花はバラ科であり、バラに含まれる香油と同じ代表成分のゲラ二オール、リナロールなどを含み日本のダマスクスローズともいわれる。香油としては女王、美容としては、その深く美しい香りと、蝦夷地に咲くハマナスの可憐な香りがする。またビタミンCを含み、熱に安定性があるため、特に美容としての役割を果たすといわれている。

実について

ハマナスの実(偽果)はローズヒップと言われ、ビタミンCやポリフェノールなどの抗酸化成分を持つ植物である ※抗酸化活性とは　美白やしわ予防などの美容効果、高脂血症、抗アレルギー作用、皮膚老げんg化、眼の老化予防などがあげられる。