JAL様の旅ブログ「trico」掲載と、セントモニカの想いを改めて綴ります。 – 馬油・天然馬油保湿クリームの「セントモニカ」

TheStmonica

JAL様の旅ブログ「trico」掲載と、セントモニカの想いを改めて綴ります。

2022/03/12

JAL様の旅ブログ「trico」に掲載されました!
https://trico.jal.com/placegallery/report/166833/

お二人の素敵なCAさんが来札し、

札幌市が認証する「札幌スタイル」の取材で

ご紹介いただきました。 

SDGsの取材で各地方をご訪問でした。 

商品はJR札幌駅直結「札幌スタイルショップ」や、

セントモニカオンラインショップなどでご購入できます。

是非ご利用ください。

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記事の掲載に際して、

改めて「セントモニカ」の名前の由来や、

代表七戸の想いをご紹介しようと思います。

セントモニカは北海道美深町の白樺の樹液や、

石狩のハマナスを使った商品を作っています。

特に札幌スタイル認証製品「天然馬油保湿クリーム」は

創業以来、赤ちゃんからご年配の方までが、

いつでもどこでにでも使えるよう、

馬油の素材のにおいを炭でろ過して、においを吸着し、

ミツロウと、白樺樹液エキスを入れたものです。

くちびる、かお、身体、時には髪の毛(頭皮)

などにもお使いいただけます。




商品を開発する際、基本となるものには、

加えすぎないことを考えました。

東洋で長く使われて、安全性が高いもの、

人の皮脂と近い成分比の油分として馬油を候補にしました。

馬油は組成の良さはあるのですが、

時に、においに弱いからだには、

ちょっと使いにくさもあるため、

自然な方法で徐臭しました。 

弱っているとき、子供に保湿するとき

新生児や病時、薬剤投与治療の時、

何かに過敏になっているとき、 

ストレスなど肌が敏感になっているときにも使えるように。

特に、産後すぐの母親は自分のための保湿をすることが

力がなくできないことがありますが、

子育ては母親の身体の回復があってできること。 

子供の保湿をしながら、母も一緒に保湿できるよう、

素材を、赤ちゃんでも使えるもの、産前産後や、

身体が弱っているときも使える、

刺激性が低い素材と、加えすぎない処方内容にしました。

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馬油、白樺樹液、みつろうを選んだ理由
 
馬油は東洋で、万能保湿オイル、昔は肌のダメージや

傷、ケガなどのときに、馬油の油脂の塊を

そのまま張り付けたそうです。



セントモニカ代表の七戸が薬剤師でもある知識も活かして、

商品を開発しました。

馬油は、東洋医学や東洋で使われ、

油脂の保湿作用だけではなく、

皮膚のダメージからの保護するという

優れた素材であることで選びました。

また、北海道で採取できる白樺樹液を馬油とブレンドし、

油脂の酸化を抑え、保湿力を加えました。

馬油だけですと、融点が低く、少し柔らかいので、

手先やケアするお肌に使いやすいように、

みつろうを ほんの少し加えて製品にしました。


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 ◎母なる樹「白樺」

白樺は、母なる樹、看護師の樹ともいわれます。

北大農学部の名誉教授 寺澤実先生が

化粧品開発を指南してくださいました。
 
白樺は北海道のいたるところにあるが、

その樹液は涙のように枝からも春は滴り落ちる。



そして、樹液のもつ、抗酸化作用や、保湿作用、

ミネラル質はとても優れています。

母なる大地と同じ白樺。物言わぬ木ですが、

そのまま朽ちていく木も沢山あります。

(木の材木価値が、軽くて曲がりやすいため、

他の日本の樹に比べ、使う目的が低いとされ、

値段も安く、放置されることも多々あるためです。)

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ターニングポイントになった壮絶なお産体験

わたくし事ですが、

お産の途中で、急死に一生を得たわけですが、

一人目はお産途中で陣痛停止、

麻酔が効かない前に緊急帝王切開。

二人目は、私が、内臓破裂のままのお産でした。

ともに二人とも子供は無事成長し、不思議なことに

わたしの身体も子供たちも全く問題がなく 

いまに至ります。

お産がターニングポイントになりました。

予定日通りのお産の日、産婦人科の病棟の庭で、

マリア像が中庭で私が渡り廊下を過ぎる時、

目が合い、微笑んでいました。

わたしはたぶん、行ってきますと

胸の中で思ったと記憶しております。

親戚で看護師のシスターがちょうど2名おりまして、

私の壮絶なお産の最中、

ずっと背中をさすってくれていました。

お産後、気絶し、翌朝、自分の赤ちゃんが

生きて横にいることに、

あ、何とか頑張ってくれたんだと思いました。

その時に、何か使命があるんだなと思いました。

薬剤師として、総合病院の製剤部や調剤部門に

10年ほど勤めてきたのですが、

二人の子供を産んだ時に、そして自分がお産の途中で、

大変なことになっていたのですが、

生きてることの不思議さになんとなくぼんやりと、

何か伝えることがあるんだろうなと思いました。





産後は、お産のストレスを考えて、

子供の成長を見守ることも合わせ、ベビーマッサージを、

東京の産婦人科の医師を訪ね、学びました。

鮫島先生は「わたしがあなたを選びました」の著者です。

全身の神経の発達と、心の成長に

役立つことになればと思いました。

学んだ技術は、その後社会福祉法人の障がいをもつ

お子さんや成人のためのマッサージ法として、

お伝えすることになりました。

 

その後、東京に夫の転勤で10年ほど暮らすのですが、

大手医療法人にベビーマッサージ教室を起案し、

採用されたので、運営することになりました。

東京での教室運営とケアするアイテムは、

私が育った北海道の良いものを伝えたいと思いました。

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「セントモニカ」の由来

私、母、祖母の三代同じ洗礼名であるモニカという

名前を使わせてもらい、その後屋号にしました。

これには訳があり、お産んでつないだ命を、

もともと祖母が乳がんで、母や叔母の4人姉妹をのこし、

30代でなくなっていたのですが、

人はなくなっても、また何かを紡ぐことができると 

祖母の姉妹を見て、感じたからです。

わたしは、モニカという名前を、

おばあちゃんと母と同じ名前を通じ、

人はそこに体の存在がなくとも、

何か見えない守られたものでつながっていくのだと

自らのお産を通じ考えたところ、

モニカという家族で胸中の名前に

定冠詞の「The」をつけて、一区切りおいて 

「The St Monica」としました。




北海道の馬油の製造工場が製造協力して下さり、

「BABY&MOTHER 天然馬油保湿クリーム」

の開発にご尽力をいただきました。

母と子ですが、地球の大地を母とし、

誰もが母の役割を担う

そして、北海道の自然 山の中では、

嵐のときも風も日照りの時も

黙って強い風を受け立ち続ける白樺のように、

黙って立ち続ける。

そんな姿を母という言葉になぞらえました。

天然馬油石けん」もクリームと同じ考えで、

無臭であり馬油の保湿を肌に与え、

洗うものでありながら保湿することができる石鹸を、

と考えました。

「天然馬油泡石けん」は泡タイプで、

急いでいたり、疲れて手が回らないときも、

泡タイプなら使えるという声もあり、作りました。

かゆみがある方には、北海道のシソの蒸留水を入れ、

掻痒という(かゆみの時に良いハーブ)として 

甜菜糖(保湿)、馬油(保湿)とともにブレンドしました。 


その後、白樺の樹液だけを濃縮蒸留して無菌充填した

「白樺樹液美容液」を開発して、

肌の水分保湿に役立てるようにしました。




とにかく、身体を守ることはシンプルで、

においがなく、どんな時も使えるように。

香りを足すことはできますが、引くことが難しいので

とにかく寄り添えるものとして、

においがない化粧品を作りました。


薬剤師として生涯務めるんだろうと、大学で薬学を学び、

病院でOP用の消毒剤や、特殊製造では

顕微鏡受精の受精卵を保存するバッファーを製造したり、

北大病院の特殊疾患をもつ症例が少ない患者さんの薬を

製造することもしました。


会社設立12年。

取材を受け、ふと、思いだしたので、

書き出してみました。 


取材を経て、振り返ることができました。

JAL様、取材ありがとうございました。

北海道より セントモニカ代表 七戸千絵





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